#26 久村将平(19期・2019年卒業)人間的な部分、自分の軸となる部分を培うことができた

皆さんこんにちは。

高校1年生から3年生までの3年間、ユースに在籍していました久村将平です。

私はユースを卒団後に日本大学に進学し、準体育会系のサッカー部に4年間在籍しました。その後アメリカに留学、現在はカリフォルニア大学サンディエゴ校の航空宇宙工専攻の修士課程に在籍しています。

久村将平

今回のコラムでは「ヴェルディ相模原に入団した経緯から現在まで」について、書かせていただきたいと思います。

私は中学3年生の時、ヴェルディ相模原ユースのセレクションを受けて入団しました。

中学生時代の私は、相模原市にある弱小中学のサッカー部に在籍しており、私の技術レベルを知っている方は信じられないと思いますが、私は中学2年生から一つ上の代の試合に出させてもらい、チームのエース的存在でした(笑)

そんな中学2年生の時に練習試合で対戦したのが、ヴェルディ相模原でした。

私のチームは中学3年生が主体のチームでしたが、ヴェルディ相模原は中学2年生しか試合に出ていませんでした。それなのにもかかわらず、股抜き・ワンツーなど、試合を完全に支配され、結果0-8でボコボコにされました。

しかし試合後0-8で勝ったはずのヴェルディ相模原の選手たちが、大柄で、相手チームの自分でさえも恐怖を抱くような、名字に『の』がつくコーチに厳しく叱られ、罰走りをさせられていたのです。

後日ヴェルディ相模原に所属していた友人に走らされていた理由を聞くと、弱小中学校相手に10点取れなかったから走らされていた、という事でした。

私は「とんでもないチームがあるぞ」と思い、それがきっかけとなってヴェルディ相模原のセレクションを受けました。

その後、何とかセレクションに合格しヴェルディ相模原の一員になりましたが、入団後の一年間はそれまでの人生の中で一番つらい時期でした。

私はチームの練習に全くついていくことができず、練習中はチームメイトからのヤジも強く、小さなミスや、少しでも手を抜いていると、厳しく注意を受けました。

しかし練習が終わると、練習中は怖かった仲間も新しく入ってきた私にたくさん話しかけてくれ、だんだんとチームになじむことができました。

私はそんなオンオフがしっかりとしていて、全力でサッカーに取り組めるヴェルディ相模原が大好きになり、このチームのために少しでも試合で役に立ちたく、それまで以上に全力で練習に取り組みました。

それまでの私は、綺麗なプレーをしようとしていましたが、チームのために泥臭く、体を張ってプレーするように心がけました。

そういった変化しようとしている姿、チームのためにプレーする姿勢を評価してくれたのが、監督やコーチ陣でした。

その後は明らかに周りの選手よりも下手なのにもかかわらず、徐々に試合に出してもらえるようになりました。

特に記憶に残っているのは、菅平遠征での1試合です。私はベンチの逆側のサイドバックをやっていました。写真を見てわかるようにベンチがあるサイドからは私のプレーが見えないはず。しかしなぜか前半で交代になってしまいました。理由を聞いたところ、「なんかミスしてそう」。私はとても悔しかったですが、実際にはしっかりとミスをしていたので複雑な気持ちでした(笑)

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そんなこともありましたが、監督・コーチ陣、そして練習中は全力でぶつかり合い、練習後は楽しく一緒に過ごした仲間に常に支えられ、最高の3年間を送ることができました。

もちろんプロサッカー選手になることが一番の夢でしたが、ヴェルディ相模原での経験を活かして、現在は自分が思い描いた人生を進むことができています。

セレクションを受け新しい環境に自ら飛び出していき、そこで活躍するためにどうするべきか考え、プレースタイルを変え、3年間ヴェルディ相模原でやり抜いた経験から、自分に自信を持つことができました。

その後の人生の節目節目において、自信をもって自分のやりたいことに挑戦でき、現在は高校生の頃から夢見ていた海外大学院にて、航空宇宙工学を学んでいます。

サッカー面はもちろん、人間的な部分、自分の軸となる部分を培うことができたヴェルディ相模原には感謝の気持ちでいっぱいです。

最後に、現在ヴェルディ相模原に在籍している選手たちには、サッカーができる環境・両親・監督・コーチに感謝を忘れずに、全力でサッカーに取り組んでもらいたいと思います。

何かに全力で取り組んだ経験がある人は、どんな分野に行っても活躍できると私は信じています。

それができる環境がヴェルディ相模原にはあるので、全力でぶつかっていってください!

コロナウイルスの影響で、今後の活動が心配ですが、今回のプロジェクトや支援で多くの人がつながり、また全員で集まってサッカーができることを願っています。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!!

久村将平