#13 萩原秀人(13期・2012年卒業)こだわることの重要性

中学3年間ジュニアユースでヴェルディ相模原にお世話になりました、萩原秀人と申します。

高校は高校(神奈川県)サッカー部に所属し、3年の12月までボールを追いかけていました。大学進学とともに選手としては引退。大好きなサッカーに関わる道を考え、審判員としての活動を開始したました。

在学中に2級審判員の資格を取得しました。現在は社会人2年目の会社員として働きながら、週末は公式戦やトレーニングマッチを担当する日々を送っています。


萩原

 

萩原?誰?と頭に?が浮かぶ方もいるかもしれません。

「ひで」とか「ハムちゃん」などなど色々な呼び方で呼んでもらっていました。
そういえばなんか小っちゃいキーパーいたな」と思い出していただければ幸いです。

私の学年にはゴールキーパーが一人しかいなかったということもあり、中学3年間で多くの試合に使ってもらいました。不甲斐ない、緩慢なプレーもありました。

それでもひとつ上の学年に混ぜてもらったり、ユースの先輩と遠征させてもらったり、ブラジルへ遠征したりと3年間で多くの経験をさせていただいたと思っています。

ヴェルサガのサッカーはみなさんご存じの通り、とても特徴的だと思います。とにかく個人のスキルが高い。そして本当に負けず嫌い。

ドリブル、ワンツー、股抜き、スルーパスなどの駆け引きの数々と何をしてでも勝つサッカー。そんな中でキーパーだった私には難易度がものすごく高かったのが、ボールを大事にすること、『繋ぐ』ことでした。

3年間、何度相手FWにパスをしたことか。。そして落ち込んでベンチに戻ると土持さんやコーチにとどめを刺され、、本当に凹みました。(笑)

(OBの方ならパラメヒコでーという言葉でピンときますよね笑)

コーチから「小さいんだから、キャッチングや1対1、ポジショニングにもっとこだわれ」という言葉をよく頂いていて、日々の練習や試合ではそういった基礎的な部分にこだわりながら取り組んでいました。

また、キックの部分にも目を向け、練習後に少し残って蹴ってから帰る日々を送っていました。

実際にそれが実を結んだ印象的なシーンは記憶にはありませんが、
高校進学後に基礎的な部分はスタッフや先輩、同級生に認めてもらった部分があり、そのこだわりが間違っていなかったと実感しました。

今振り返れば、駆け引きや繋ぐ部分のサッカー観、感覚の部分がとても磨かれましたし、「こだわる」ことの重要性を学びました。

以下、小さなものさしで諸先輩方の立つレベルよりかなり低いレベルの話になるかと思いますが、現在、私も審判員としてサッカーの現場に関わらせていただいています。

活動の中で中学時代3年間の駆け引きやサッカー観の部分について、かなり活きています。
展開の予測や試合の温度感を感じ取ることでよりいい試合に、面白い試合になるよう考え取り組んでいます。今後もより高いレベルで『こだわり』を追及していきます。

そんな活動の中で感じることは私が中学生だった頃より昨今の育成カテゴリーの子供達は技術的に「上手い選手」が圧倒的に増えました。

ただ、「面白い選手」はあまり多くない印象があります。

試合中に「遊ぶ」ことができる選手は多くないと思います。それができる選手が多くいたのがこのヴェルディ相模原です。

上手い、強い、真剣に遊べる選手が育つ土壌がこのクラブにはあると思いますし、だからこそこのクラブからそんな選手がプロの世界に羽ばたいているんだと、審判というまた違った視点でクラブを眺めるようになりあらためて感じました。

今後もひとりでも多くの『面白い選手』が育つことを願っておりますし、世界に羽ばたく選手が沢山出てくることを願ってます。

あわせて、選手としてももちろんですが、人手不足が深刻化する中でサッカーを通して多くの人材が育ってほしいと思います。

このプロジェクトを通して、ひとりでも多くの人が安心してこのクラブでサッカーを楽しめる環境ができることを祈っております。

萩原秀人