#25 髙橋慶将 (16期・2014年卒業)ヴェルディ相模原と僕

皆様こんにちは。髙橋慶将と申します。小学二年生から高校三年生までの10年間、ヴェルディ相模原でお世話になりました。現在は大学のサッカー部でサッカーをやっています。

拙い文章ですが最後まで読んでいただけたら幸いです。

自分はサッカーを始めた時からドリブルが大好きで目立ちたがり屋さんでした。こんな自分は、ヴェルディ相模原に入団したことが、本当によい選択だったと思っています。

ヴェルディ相模原は特に個人技を中心としてサッカーをする場所だったからです。

ヴェルディ相模原に入団することになったきっかけは、無類のサッカー好きである父が進めてくれたからです。

まず、スクールの頃の話を少ししたいと思います。自分がヴェルディ相模原大野台校スクールに入団した頃は、特にドリブル突破やワンツーで交わすなど、個人技での局面の打開をメインに教わりました。この頃は特にドリブルの基礎となるボール運びやフェイント(逆をつくテクニック)、トラップなどのボールタッチを徹底的にたたき込まれました。

 髙橋慶将

小学校低学年の頃は、同期の仲間たちと遊びの延長みたいな雰囲気でサッカーを楽しんでいましたが、高学年になるにつれてサッカーの質も少しづつ高くなり、いつの間にか仲間たちと削り合いをしていました。


練習前後は仲間たちと集まって、スクール会場の空きスペースでシュート練習をやったり、ドリブル突破ゲームをしたりしていました。

この頃に習得したドリブルテクニックは先々の僕のサッカー人生でとても大切なものになりました。

スクールを担当してくれていた野口コーチは練習や試合に実際に入り、本気で指導してくれました。小学生の頃は野口コーチ以上に怖いコーチなんて世の中にはいないんじゃないかと思っていました(笑)

その後ジュニアユースに上がると練習メニューは一気に変わりました。

これまでと違い、仲間の動きをしっかり把握し正確なパスの能力が求められるようになりました。

いわゆる全員で攻撃することをメインに練習メニューが構成されていきました。

自分はもっぱら個人で局面を打開することが大好きな自己満足プレイヤーだったので、正直練習は退屈に感じていました(笑)しかし紅白戦やミニゲームは「ドリブルのみ」や、「ワンツーをしてからじゃないと点は取れない」などドリブルや個人技をメインとした練習も変わらずやってくれました。

また紅白戦はユースの先輩たちとも試合を組んでくれ、自分たちの成長に大きく役だった経験だと考えています。ユースの先輩たちは体格も違い、スピード・技術・体力、そして何よりサッカーの考え方が大人で、どの要素をとっても上でした。

 髙橋慶将2

そんな相手と試合ができる事はとても恵まれた環境だったなと思います。

またユースの試合を見に行く機会もあり、自分にとってサッカーの勉強と共に先輩たちのふるまいも勉強しました。自分たちのクラブのトップの人たちがどんな戦い方をするのかを毎度心躍らせながら見ていました。

特に自分と同じポジションの選手やドリブルがうまい選手をよく見て技術を盗もうとしたものです。

ユースの先輩たちは、自分たちをかわいがってくれ、仲良くなることができました。ユースに憧れを感じながら、いざ自分もユースに上がりました。

ユースに入ると今まで教わってきた事の応用や試合戦術を学びました。ここでもしっかりドリブルや個人技をメインの練習も組んでくれました。

想像していた通りに練習はきつく、ナイターの照明が切れるギリギリまで練習をしてくれました。

公式戦が近づくにつれてフィジカルトレーニングの量も増え、毎日筋肉痛の状態が続いているなんてざらにありました。その頃は「何でこんなにきつい練習しなきゃいけないんだよ」としか思っていませんでした。

しかし今思えば、ヴェルディ相模原の一番上のユースでプレーするという事は、どのカテゴリーよりもヴェルディ相模原の誇りを持ってプレーし、どのカテゴリーよりも遅く残り、真剣な練習をし、責任ある行動をとる事だったんだなと考えています。

また後輩たちに憧れの眼差しで見られているという意識を、もっと持つべきだったと後悔しています。

現在ヴェルディ相模原ユースでプレーしている後輩たち、これからヴェルディ相模原に入団する後輩たちには、このことを意識しながら練習に励んでほしいと思っています。

ユースになっても相変わらずドリブルが大好きな自分は、最初はスタメンで出ることは難しかったです。ユースになると一気に大人のサッカーになって、いつまでも自己満足の様なプレーだけじゃ通用しなくなっていました。

そんな自分を見て、監督とコーチがどうすればもっとドリブルを生かしてプレイできるかのアドバイスしてくれました。実際その通りにしてみるとみるみる試合で通用するようになり、いつの間にか大好きなドリブルが、チームの攻撃の一つとして認められるようになっていました。

ヴェルディ相模原に入団してドリブル一本でやってきてよかったなと改めて思いました。

ヴェルディ相模原というクラブは、個人の好きなプレーを否定せず、そこをストロングポイントに変えてくれる、そんな場所です。

これから入団する人たちは自分の好きなプレーを曲げずにやり通してください。また入団に迷っている人たちは、サッカーを本気でやる場所として、最高の環境が整っているので、是非自分の肌でその熱を感じに行ってみてください。

この支援プロジェクトに関われて本当に光栄です。こうして自分の参加を快く迎えてくださった大先輩の三木さんをはじめ諸先輩方と、長きに渡り自分を育てて頂いた土持さんと野口コーチに、そしてこのコラムを読んでくださった全ての方に御礼をお伝えして、締め括りたいと思います。

本当にありがとうございました!

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