#27 井上駿(9期・2008年卒業)コーチ達とのミニゲーム

小学3年生から中学3年生まで約7年間お世話になりました井上駿と申します。

ヴェル相と言えば、ドリブル・ワンツー。あと走る。笑

走る事は年代によるかもしれませんが、とにかくドリブルとワンツーは皆さん徹底的に叩き込まれたと思います。

私もドリブル・ワンツーで局面を打開していく技術を学び、技術以外では何かと走らされた為メンタル面やチームスポーツらしく全員で何かを成し遂げようとする姿勢を学ぶ事が出来たと思っています。

正直社会人としては後者の方がヴェル相にいて良かったなと思いますが、当時は個人を磨かせていただき、その後高校年代では県優勝や関東大会への出場に貢献できました。それは何よりヴェル相で得た技術や自信があったからこそだと思っております。

そんな約7年間という長い年月を過ごしてきた中で、ヴェル相にいて良かったな、今の自分があるのはそのおかげだな、と思う事が2つあります。

1つ目はヴェル相は勝ちに対して貪欲だった事です。スポーツなので負けを考える人はもちろんいないと思いますが、ここだけは負けないという気持ちが強い集団だったなと思います。

特に思い出があるのは公式戦でも練習試合でもなくコーチ達とのミニゲームでした。

コーチ達はもちろん負ける気がサラサラなく今日のカモは誰かなと思うくらいに私たちをよくミニゲーム誘ってくれてました。

ミニゲームに誘われた時は正直勝てる気はしてなかったですが、サラサラ負ける気がないコーチを股抜きした時は少なからず1対1では勝てたと思いましたし、とてつもない快感があった事は今でも覚えてます。

ちなみにその後は大概コテンパンに削られてボコボコに点をとられた事も覚えてます…人生で初めて怪我したのもミニゲームで野口コーチにスライディングされて捻挫した事でした(笑)

このミニゲームで言えば些細な事ですが、仕事をしていても同年代には負けたくないなとか、ここだけは絶対に人より評価されたいなという気持ちを持てたのもヴェル相が組織として勝ちにこだわる集団だったからだと思ってます。

2つ目は徹底したこだわりがあった事です。冒頭でも記載しましたが、とにかくドリブルとワンツーを徹底的に叩き込まれました。

当時はポゼッションサッカーが主流になりつつある時代でしたが、時代に流されずにジュニアのころは1対1、ジュニアユースに上がってから3人ドリブルで抜かないとパス出来ないといった縛りの練習があるくらい、一貫して個にこだわった練習をしてました。

それは土持さんが当時仰っていましたがパスはいつでも出来るから個を伸ばすといった方針があったからだと思ってます。

高校年代に入り初めはポゼッションサッカーに慣れるのに苦労しましたが、土持さんが仰っていた通り、慣れてしまえば簡単に出来るようになりました。そうした意味で、個の能力を伸ばして頂けたことが自信に繋がりサッカーをしていけましたし、こだわりを持つということが財産であるという事を考える事が出来ました。

私はプロサッカー選手になれませんでしたので、ヴェル相での学びをサッカーに活かす事は最終的には出来ませんでしたが、社会人となり仕事に対する姿勢や考え方といった点では非常多く勉強させていただいたと思っております。

負けたから走らされ、フィジカルdayがあったから走らされ、合宿でも日が暮れるまで走らされ…そんな甘く切ない記憶もありますが、今だからこそ、この様に思える事が沢山あります。


なので現在ヴェル相に所属している子たちには、まずは目の前の事を一生懸命やり遂げて欲しいと思います。いつかきっとそこから何かを感じ取れるようになれる日が来ると思いますので、まずは今をやり切る事が大事だと思います。

最後になりますが、ヴェルディ相模原に関わる皆様のご健康とプロジェクトの成功を心から願っています!